え~毎度ばかばかしいお話でございますが、俗に1月はいく、2月は逃げる、3月は去るなんて事を申しまして時間のたつのは本当に早いということですな。
昨日うちの子が「学校で三食ゼリー出た~!」と言っておりまして、ほうほうもう雛祭りの季節かい春だね~、、、??
もしかして2月終わった?
意識が飛んでしまったかのように2月が早く感じた理由は後で出てきますのでお楽しみに!
いつもよりちょっとボリュームがフライ級ですが今月も張り切ってまいりましょう!
グラコア通信2月号ヒアウィ~ゴ~!
・高木さんが健闘!
RS‐GYMさんスパーリング大会に高木さんが出場されました。
1試合目物怖じせずアグレッシブに攻め続けて見事勝利!
パンチラッシュが冴えていましたね。
2試合目は自分より5kg重い相手に前に出続け奮闘しました。
判定で惜しくも敗れましたが貴重な経験を得ましたね。
よく頑張りました!!!
実戦志向の高木さん、今後が楽しみなホープです!!
・2月も海外からのゲストが多数来館!
京都は外国のお客様が良く来られる観光地なので旅行の際に出稽古に来て頂けることが多いです。
ほぼ毎週海外の方からメールを頂き、出稽古の相談等のやり取りをしています。
せっかく来て頂けるのだから良い形でGROUND COREを楽しんで頂きたいと常々考えております。
一期一会の精神で頂いたご縁を大切にしていきたいですね。
GROUND COREではもうお馴染み!リシャとエミちゃん。
リシャさんは強さに磨きがかかっていましたね!
ダンさんとフィービーさん。
とても熱心に私のクラスを受けて下さいました。
喜んで頂けて本当に良かったです。
数ヶ月一緒に練習したジェームスさん。
素晴らしい強さとジェントルマンシップを備えた方でした。
また京都に来たら必ず来るよ!と言って下さったので次会えるのが楽しみです。
格闘技やってなかったら出会う事の無かった人達、本当に不思議なご縁だな~と感じますね。
観光で京都に来られた際には是非GROUND COREへお立ち寄りください。
・全日本マスターへの挑戦!
2月24~26日横浜でブラジリアン柔術のマスター世代日本一を決める大会、全日本マスター柔術選手権が開催されました。
ブラジリアン柔術では30歳以上から5歳刻みでマスター1、マスター2・・とカテゴリーが分かれていて年齢、帯、体重の合うカテゴリーで挑戦する事が出来ます。
日本の柔術シーンの屋台骨を支えているのが何を隠そうこのマスター世代なのです。
今年の全日本マスターは物凄い人気でした!
マスター1,2では色帯の方でも恐ろしく高いレベルで試合が繰り広げられ、現在マスター世代の層の厚さを表していました。
またマスター7(65歳以上)のトーナメントも組まれていて柔術人口の幅の広さ、何歳でも挑戦出来ることの素晴らしさを教えて下さいました。
全日本マスターにはGROUND COREから井手さんと松浦さんが出場。
お二人は元々本部道場で練習を共に重ねた仲間であり、現在はそれぞれ地元に帰られていますが(井手さんは宮崎、松浦さんは北海道)GROUND COREの登録選手として地方でも稽古を重ねられている方々です。
※松浦さんは現在本部道場に柔術留学中!
マスター1紫帯オープンクラスに出場した井手さんは反則ポイント1と言う惜しい負け。
マスター2紫帯フェザー級に出場した松浦さんは序盤でテイクダウンを奪われたポイントを挽回できず0-2で惜しくも敗退しました。
結果としてはお二人とも厳しい結果でしたが、目指す頂が高ければこそ目指しがいがあると言う物。
今回の経験が二人を成長させると信じています。
松浦さん、井手さん素晴らしい挑戦でした!
・キッズ柔術から帯昇格者が誕生!
最初は私の子供達しかいなかったキッズクラス。
あれよあれよと増えてきて今では20名の子供達が一生懸命練習する人気クラスになりました。
いつもみんなで大暴れしながらも柔術の大切な部分を少しずつ少しずつ育ててきました。
そんなキッズクラスから二人の帯昇格者が誕生!
松本信さんと中野浪颯さんが灰帯へ昇格!
2人とも頼もしい柔術家へと成長しました。
初めて道場に来た頃は二人ともやんちゃ坊主で全然言う事聞いてくれなかったんですが、今では小さな子の面倒を見てくれたり率先してクラスの規律を正してくれたりしています。
成長したなあ。
信君、浪颯君昇格おめでとうございます!
これからも一緒に頑張っていきましょう!
・【番外編】代表の闘病日記!
2月があっという間に終わった感じがした一番の理由は病気で臥せっていたから。
皆様には本当にご迷惑をお掛けしました。
グラコア通信で書くべきかどうか迷いましたが、私のような経験をする人が出てくる可能性もあるので参考のために書いておこうと思います。
2月に入り下のオチビが発熱→検査の結果インフルエンザA型→看病をしていた妻が発熱→インフルエンザA型と言う流れで我が家ではインフルの嵐が吹き荒れておりました。
家の中でキャンプの寝袋や簡易ベットを駆使しながら生活空間を分けて感染予防に努めながら長男と私で家の事をやったり看病をしたりしていました。
おかげさまで二人とも熱は無事下がりホッとしたのも束の間、今度は私がクラスでの指導中に悪寒がはしり立っていられなくなりました。
熱を測ってみると38度オーバー、言い訳がましく聞こえますがクラス前には毎回検温して平熱を確認しております。
この日もクラス指導前は平熱だったんですが体調の急激な変化にびっくりしました。
ケイタコーチに後を任せフラフラになりながら家へ帰宅。
そのまま着替えることも出来ず倒れこむようにベッドで横になります。
「う~ん今度は私がインフルになってしまったな」と思いながら病院で検査してもらうと「えーとねコロナの陽性ですね」
!?!?!?!?!?!?
インフルじゃねーの?
何処からもらったのか新型コロナに罹ってしまいました。
これはマズイ、、、このまま家に居たらインフル→コロナと言う恐ろしい流れになってしまうと思い保健所の方へ連絡して療養所へ入れてもらう事を要請したところ、事情を把握して頂き7日間の療養所生活が決定。
スタッフ、コーチ陣、仕事先の方々へお願いして何とかシフトを変更して貰ったり穴を埋めて貰ったりして沢山助けて頂きました。
こういう時こそウチのコーチ陣の分厚さを実感します。
誰かが抜けても誰かがカバーする体制が出来ています。
本当に頼もしく思いました。
実は新型コロナに罹るのは二回目な私、前回は1日二日で熱も下がりすぐ回復していたので今回もそうだろうと少し甘く見ていたんですが2回目は全然熱が下がりません。
39度の熱が4日間程続きウンウンうなされていました。
ようやく熱が下がってきたからお風呂入って着替えも済ませてとしていたら夜になり再度熱発!
その後も小康状態~からの発熱!が何度か続きながらやっと普段の状態に落ち着いたのが6日目頃でした。
実は体調回復したらお腹が減るだろうと思ってお菓子とか食料を大量に持って行ってたんですがほとんど手をつけずに持って帰って来たんです。
部屋からの景色はこんな感じ。
京都駅の見える綺麗なホテルで室内は本当に快適でした。
看護師さんが備え付けのiPhoneで常に体調管理してくれますので不調の際はしっかりと対応して下さいました。
食事はお弁当が支給されます。
この時だけ部屋を出てエレベーターホールまで取りに行きます。
お水とお茶は飲み放題でした。(ペットボトルが支給されます)
朝ごはんはこんな感じ。
体力回復のため頑張って食べようとしましたがいつも6割程度でギブしてしまってました。
体力の低下と胃も小さくなっていたんでしょうね。
療養所はホテルなのでTV、ユニットバス、電気ポット、Wi-Fi等全て揃っています。
「これ持ってきといたら良かった」と思ったのはマグカップ。
部屋にコップはあったのですが小さくてグラグラするので少し大きめのマグカップがあれば良かったな~と思ってました。
何もなければ”一人で7日間ホテル住まい”と聞くと良いなと思われるかも知れませんが実際に過ごしてみた感想を言うとやはり一人では何事も味気無いと思いましたね。
高熱でぶっ倒れていたと言うのもありますが、まずテレビ見なくなりました。
特にバラエティは一人で見ていても面白くなくて、ニュース番組やドラマを見たりしましたがそれも飽きてテレビはほとんど点けなくなりました。
ご飯もそうですね。
何を食べるかより誰と食べるかが大切だと言う言葉がこれほど染みた事はありません。
退所後、家族と一緒に笑ったり話をしたりオチビがふざけたりしながら食べるご飯の有難さが良く分かりました。
退所前24時間以内に発熱したら退所出来ないと看護師さんにビビらされながらも無事退所、帰宅のOKをもらって自宅に帰ってきました。
今回のコロナ罹患、療養所生活は色々と自分を見つめ直す良い時間、経験になったように思います。
ご迷惑をお掛けした分、しっかりと働いてお返ししていきますので今後とも宜しくお願い致します。
と言う事で2月のグラコア通信はここまで!
グラコア通信と言うよりほぼ私の闘病日記みたいになっておりましたが、こんな時だからこそ伝えたい!と新人アナウンサーみたいな気持ちでキーボードを打っております。
3月は試合の予定も沢山入っているので気を引き締めて頑張りましょう!
え?なに?お前が一番引き締めろ?
こりゃサルマタ失敬。
でもご安心ください!私、新型コロナダイエットと言う荒技を生み出し5kg引き締まっております!
引き締まった心とボデーで3月も頑張っていきまっしょい!!